中学受験の明日のために その63 読書のすすめ

 受験生の息抜きとして勧めれるものとして、読書があります。読書のメリットについて挙げてみます。

①語彙が増える②想像力が豊かになる③知識が増える④文章力が上がる⑤要点をつかみやすくなる⑤自分の頭で考える習慣がつく⑥視野が広がる⑦前向きになる⑧心が豊かになる⑨好奇心が刺激される⑩教訓を得られる、など数え上げるとキリがありません。

本は、著者の人生哲学や知恵が詰まっています。何十年もかけて得たものを数時間で得ることができるのですから、これほどコストパフォーマンスの良いものはありません。読書習慣のある人は伸びやすいのです。これは大人になってからも同様で、世の中で長期的に活躍している人達は皆読書家です。本を読むことで先人達の成功や失敗を事前に学べるわけですから、より賢い選択ができるのは言うまでもありません。

受験生だけでなく、保護者にとっても読書は有益です。子育ての本や受験に関する本は本屋に溢れています。自分の頭を使って考えることは大事ですが、先人の知恵を借りることは同じくらい大事です。受験生であれば月1冊、保護者の方であれば週1冊くらい読むだけで必ず良い方向に向かうことでしょう。最初から最後まで読む必要はなく、自分にとって有益な情報だけ拾って読めばもっと読めるでしょう。月10冊本を買っても1万円くらいです。これで受験に合格する可能性が高まれば安い投資ではないでしょうか。

読書は、テレビやYouTubeと違って積極的な行為です。知らず知らずの内に自分の頭で考える力が向上します。何か悩んだ際は、本屋に行けば解決のヒントがあります。最終的には自分で決断して戦うことで悩みを解決することになるのですが、ヒントがあった方が間違った方向に進みにくく、時間を無駄にしません。塾の先生に相談したり、ネットで検索したり、読書をするなどして3方向くらいから情報を集めて自分で決断するのが賢いやり方ですね。

今日はここまで。読者に幸運が訪れますように。

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