中学受験の明日のために その92 勉強のできる人と友達になろう

 勉強ができるようになりたければ、勉強のできる人と友達になるのが手っ取り早いです。人は、同じ時間を過ごす人と習慣や考え方が似てきます。勉強のできる人と友達になれば、彼らのものの考え方がわかります。楽して成績が良いわけではない事がわかります。口では勉強していないと言いつつ、成績の良い人たちは勉強をしています。勉強の基準が他の人より高いので、彼らの中では本当に勉強していないのです。嘘を言っているわけではありません。こちらが言葉通りに受け取ってはいけないのです。

よく進学校の生徒は全然勉強していないと口にしますが、彼らの勉強の基準はとてつもなく高いです。周りがもっと勉強するからです。周りにとてつもなく勉強する人がいるので、そんな簡単に勉強していると口にできないのです。井の中の蛙にならないように、できるだけ勉強するグループに入った方が謙虚になれますし、謙虚になればますます勉強するようになります。

東京の小学校なら、塾に通っている人は多いので、勉強を頑張るグループがあるはずです。何らかの接点を見つけて友達になっておくと得する事が多いです。保護者同士でも同じです。成績が良い子供の親と仲良くなっておくと、どんな接し方をしているのか、どんな環境で勉強させているのかがわかってきます。マウンティングしてくる人と関わる必要はありませんが、善良な人であれば、是非知り合いになっておくと良いです。

地方では受験する人が少ないので、そういう人とは出会いにくいかもしれませんが、今はインターネットがあるので、成績の良い子はどれくらい勉強しているのか、受験熱が高い場所に住んでいる保護者はどのような意識なのかを知る事ができます。本でも受験に関する本は山ほどあるので、今はどこに住んでいても意識を高く保つことは可能です。

逆に受験に関して言えば、勉強を全くしない人と仲良くなるのはお勧めしません。習慣が似てくるので、どれだけ勉強を頑張ろうと思っても、勉強を全くしない人と一緒にいるとその方向に流されていきます。悪貨は良貨を駆逐するの言葉通り、悪習慣は伝染しやすいのです。付き合う人で人生は大きく変わるので、悪影響を受けるくらいなら1人でいた方がよほど精神的に健全です。

今日はここまで。読者に幸運が訪れますように。

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