ほとんどの人は、朝起きてからの集中力が最も高く、夜寝る前は集中力が低いです。集中力と体力には相関関係があるため、1日の活動を通して体力を消耗すると、夜はどうしても集中力が低下してしまうからです。
集中力が低下すると、当然勉強の効率が悪くなるため、夜に思考系の科目はお勧めしません。思考系とは算数や国語の読解や理科の計算などです。これらはできるだけ朝にするのが望ましいです。一方、夜暗記系の科目を勉強するのはそれほど集中力を要しません。暗記系とは国語の漢字やことわざ、理科や社会の暗記分野などです。寝る前に見た事は寝ている間に記憶に定着されやすく、その事をふまえると、やはり夜は暗記系の科目を勉強するのに向いています。
さらに、疲れた時は甘い物を少し摂取することで脳にブドウ糖がいき集中力が増します。
このように睡眠時間、食事、集中力の有無を考慮した受験計画を立ててみましょう。アスリートと同じですね。大学受験の話になりますが、クラブ活動をしていた受験生は、していない受験生に比べて最後の追い込み力があります。日頃から体力をつけている事と規律のある生活をしている事で、最後に馬力を出せるわけです。
そこに加えて、どの時間帯にどの勉強をするかを考慮していくと、成績はきっと上がっていく事でしょう。
今日はここまで。読者に幸運が訪れますように。