中学受験の明日のために その22 10代は勉強するのが最もお得

 10代に向けて何かメッセージがあるとするなら、私は一生懸命に勉強しよう、と言いたいです。スポーツ選手になれるくらい才能があったり、芸術の分野で既に評価されているくらいの才能の持ち主であれば、その道に突き進めば良いです。しかし多くの人にそんな才能はなく、将来何がしたいかが無い人も多いでしょう。そういう人は、是非勉強することを勧めたいです。

10代の10年間を勉強に打ち込んで、旧帝大に合格した人とそうでない人とでは、その後の人生に大きな差が現れます。大学に行った人と大学に行かなかった人との間にも大きな差があります。

旧帝大に合格するかどうかは、小学校6年生の段階でほぼ決まります。大手進学塾で偏差値60くらいあれば、可能性は十分あるでしょう。55くらいでも、中学生以降に勉強をかなり頑張れば行ける可能性はあります。50前後なら、旧帝大の道は厳しいですが、国立大学には努力で行けるので、一生懸命に勉強して欲しいです。40以下なら、そういった大学に行けないかもしれませんが、それでも勉強は頑張って大学には行った方が良いです。大卒と高卒では、生涯年収が異なりますし世間の評価が異なるからです。

つまり、10代は勉強に打ち込む事が最も将来得をする選択ということです。今学習塾に通えている環境は、当たり前ではなく本当に恵まれている環境であることを知って欲しいです。勉強は努力が報われやすい分野で、得意不得意があっても自分に合った受験ができる学校を探せば大抵あります。早い段階で志望校を決めて、それに向けて戦略を立てて勉強すれば合格する可能性は高まるでしょう。

できるだけ良い中学に行けば、そこで同じレベルの人間に囲まれることになるので、刺激を受けて向上しやすいです。小学校4、5、6年生の勉強がいかに大事かがおわかりいただけたでしょうか。周りの生徒が遊んでいる中、自分一人勉強しているのは辛いかもしれないですが、負けずに第一志望校に合格すれば、将来必ずその報いはあるとお約束します。 

今日はここまで。読者に幸運が訪れますように。

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