中学受験の明日のために その28 明るい人はうまくいく

 受験生を見てきてわかる事は、明るい性格の人は物事がうまくいきやすいということです。正確には、うまくいかなくてもうまくいくように改善し、最終的に良い結果を出すのです。

では、明るい性格というのは生まれつきのものなのでしょうか。そんな事はありません。確かに性格には遺伝的な側面があるでしょうが、環境で形成される面が多いそうです。明るい環境で育った子供はやはり明るい性格になりやすく、周りに明るい性格の人が集まります。逆に暗い環境で育った人は、暗い性格になりやすいでしょう。人は環境に大きく影響を受けるのです。では、どうすれば明るい性格になれるのでしょうか。

まず簡単なことから始めましょう。人に会ったら笑顔で挨拶をする。笑顔が難しかったら無理に笑顔でする必要はありません。そして、人に親切にしてもらったらありがとうと感謝の気持ちを述べましょう。挨拶と感謝。これが明るい性格になるための第一歩です。

それが出来るようになったら、次は前向きな言葉のシャワーをたくさん浴びることです。最も良いのは本を読むことです。本は著者と編集者の共同作業です。作る以上、たくさん売ることを目標にしていますから、大抵の本はポジティブな言葉が多いです。本を読むことで考え方が自然と前向きになり、明るい性格になっていくでしょう。もちろんネガティブな本も世の中にはあるので注意が必要です。気持ちが塞ぎ込むような本は途中で読むのをやめて構いません。

逆に、ネガティブな言葉をたくさん見てしまうものの代表としてはネットが挙げられます。ネットには誹謗中傷の記事が多く、知らず知らずの内にネガティブな言葉を浴びてしまいがちです。インターネットが普及してから便利な世の中になりましたが、以前に比べて幸せになったかというとそうはなっていません。それはネガティブな言葉をたくさん浴びる時間を多く持つようになったからだと私は考えています。

挨拶をする。感謝をする。読書をする。ネットを遠ざける。この4つを実践すれば、驚くほど前向きな性格になるでしょう。 

今日はここまで。読者に幸運が訪れますように。

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