入試本番では大抵の人が緊張します。緊張の原因は何があるのでしょうか。大きく3つあります。1つ目は真剣に合格したいと考えている。2つ目は実力以上の力を発揮したいと考えている。3つ目は準備ができていない、ということです。
まず1つ目から。真剣に合格したいと考えている事は悪いことではありません。むしろ誠実で好感が持てますし、こういう人にはやはり合格して欲しいと周囲の人は思うものです。緊張をいけない事だと考える必要はありません。深呼吸をして抑えれるだけの緊張を抑えたら、あとは解ける問題から解いていけば良いのです。解ける問題を解いて解答用紙が埋まってくれば落ち着いてきます。
2つ目の実力以上の力を発揮したいという思いは、本番までの勉強量に原因があります。本番まで、できる限りの勉強をしてきた場合は当日意外と落ち着いているものです。どこかでサボったり、自分に甘い部分があった事を自覚しているために、その穴を埋めようと本番で取り返そうとする思いがこの考えに繋がります。そうならないために、日頃からできる限りの勉強をする習慣を身につけましょう。
3つ目の準備できていないということは、2つ目の内容と被る部分がありますが、本番のシミュレーションが足りないという意味です。過去問を解きながら、本番はこういう時間配分でいこうとか、こういう順番で解こうと作戦を考えておく事が必要です。また、本番の交通経路を事前に辿ってみたり、持ち物の準備を前日までに済ませておくことも必要です。シミュレーションをしっかりしておく事で、本番はその通りにならないかもしれませんが、何もしないよりは落ち着く事ができます。
以上3つの緊張の原因を事前に知っておけば対処ができるはずです。性格の影響はありますが、対処法があるのでしっかり対策して合格を勝ち取って下さい。
今日はここまで。読者に幸運訪れますように。