算数や理科では図を描くことが多いことでしょう。学校の宿題では、図を描く際に定規などを使わせることがあるようですが、家で勉強する際は定規を使う必要はありません。フリーハンドで描くからこそ、だんだんと上手になっていきます。図を描かない人が多いですが、これはお勧めしません。問題文に描かれている図が複雑なものでない限り、図は自分で描きながら考えましょう。描いているうちにわかってくることがよくあります。特に、旅人算の問題などは線分図を描くと動きが見えやすいです。
塾の先生は、解説する時に線分図を描いて説明することが多いはずです。これは、生徒に理解してもらうために描いている側面はありますが、先生自身、難解な問題を自分で解く際には図を描いているのです。プロでもそうなのですから、受験生が描かないで解こうとするのはお勧めしません。
図の中に条件を書き込んでいく内に複雑になる時があります。その時はもう一度描き直しましょう。何度描き直しても良いです。描き直す度に上手になっていく事を実感するはずです。まずは塾の先生の図を丸写しすることから始めてみて下さい。次に問題に描かれている図をそのまま描き写していきましょう。慣れてくると問題文を読んで図を描けるようになってきます。
書くからできるようになるのか、できるから書くのか、どちらか先かはわかりませんができる子はよく書きます。書ける所から書いていく内に理解が進み、ますます書いて考えるようになるのができる子の特徴です。まずは書いてみましょう。
今日はここまで。読者に幸運が訪れますように。