結論から申しますと、番組によっては禁止にし、見ても良い番組は録画して見ることをお勧めします。
我が家は中学受験の際、6年生の1年間はテレビ禁止でした。私は3人兄弟の3番目ですが、3人とも中学受験をして3人とも6年生の時はテレビ禁止というルールで受験をしましたが、第一志望に受かったのは一番上の兄だけでした。
この結果から、テレビを禁止にしても合否に関係ない事がわかります。もちろん見過ぎは悪影響を及ぼしますが、全く見てはいけないわけではありません。塾講師の仕事をし始めて様々な本を読む中でわかったことは、テレビを禁止にすると、偏った大人に育ちがちということです。確かに私の兄弟は皆、どこか偏った考えを持っているので一理あるなと妙に納得した記憶があります。
テレビが悪いわけではなく、長時間見続けることで勉強時間を奪われてしまう事がいけないのです。生で見てしまうと次の番組に誘導されてしまうので、録画して見ると良いのではないでしょうか。
また受験生の間は、学びになる番組だけ見るようにしましょう。バラエティ番組やアニメは禁止にし、ニュースや教養番組だけ見るようにしてはいかがでしょうか。バラエティやアニメから学ぶことはありますが、受験における学びは少ないので、受験生の1年間だけは禁止にしても良いです。受験が終わってから思う存分楽しみましょう。
私はブラタモリや美の壺、国際報道などを見ますが、これらの番組はいつも学びがあります。視聴者に伝えたい事をわかりやすくまとめてくれているので、飽きずに見る事ができます。今はYouTubeが流行りですが、これは素人が作っているコンテンツが多いので、受験勉強以外のコンテンツは禁止にした方が良いでしょう。一つ一つの動画は短かったとしても、複数見るとあっという間に時間が無くなります。そのあたりはご家庭でルールを作って厳守させる事が大事になるでしょう。
今日はここまで。読者に幸運が訪れますように。