毎年合格祈願のために神社に行く方は多いですね。神社に行くと合格祈願が書かれた絵馬をよく目にします。合格祈願自体は悪いことではありません。勝負事には不安が付き物ですから、神頼みしたくなる気持ちはわかります。
ただし、合格祈願をする際にはポイントがあります。それは、お願い事ばかりするのではなく、感謝と宣言をするのです。例えば、いつも良い環境で勉強をさせてもらってありがとうございます。家族や友人に恵まれ、日本で暮らせていることをありがたく思っています、とまず感謝の言葉を述べます。そして次に宣言をします。これからも、日々自分の為すべき事を為して、周囲に感謝しながら勉学に励んでいきますので、応援どうぞよろしくお願い致します。あるいは、今まで所々サボってしまいましたが、これからは心を入れ替えて勉学に励んでいきますので、応援どうぞよろしくお願い致します、と宣言するのです。
ただお願いばかりする人との違いは何だと思われますか?それは、他人任せかそうでないかの違いです。お願いばかりの人は、自分が努力して道を切り開こうとしていません。一方、感謝と宣言をする人は、自分が努力するので自分に頼っています。当然後者の方が夢を実現しやすいのは言うまでもありません。自分の道は自分で切り開こうとしなければ、失敗した時に他人や環境や社会のせいにする可能性があります。そうなると人が離れていき、運が悪くなります。いつまでたっても状況は良くなりません。
受験に限らず依存しすぎることは危険なのです。運を良くするのはあくまで自分の努力であって、神社に行ったからではないのです。ただムードは大事ですし、神社やお寺は綺麗な場所が多いので、気持ちを切り替えたい時やリフレッシュしたい時はお勧めです。
今日はここまで。読者に幸運が訪れますように。