学生の頃は、勉強して将来どんなに良いことがあるかが想像しにくいかもしれません。私はそうでした。学生の頃は、お金を持っていなくても周りの友人も持っていないため、惨めに感じることはありません。勉強ができなくても、同じようにできない友人がいれば気にならないでしょう。保護者や周りの大人に守られた世界で生きているため、お金を持っていなくても勉強ができなくても生きていけます。
しかし大人になると、必ず世間から評価されるようになります。若者は大抵お金を持っていません。では何で評価されるのか?それは才能や学歴です。スポーツの才能があったり、芸術の才能がある人は、その才能が評価されます。しかし、ほとんどの人はそのような才能がないので、学歴で評価されるのです。学歴がある人というのは、毎日コツコツ努力ができる、嫌なことでも継続してやれる、という信用があります。
綺麗事を抜きにして言うと、どこの大学を卒業したのかで評価されることが実社会では多いです。東京大学を卒業するには、小学校4年生くらいからほぼ毎日15年間くらい勉強しないといけません。10年以上1つの事を継続できる人を世間の人は信用する傾向にあります。その証明となるのが学歴なのです。信用されないとお金も稼ぐことができません。つまり、学歴がないと貧しくなる可能性が高いのです。
貧しくても良いと思われる方がいるかもしれませんが、世間の人は、頭の良い人かお金を持っている人の話以外はあまり聞かない傾向にあります。相手にされないというのは辛いことです。そうならないために学歴を身につけることは大事なのです。
学歴が無くてもお金持ちになれば良いと考えている方がいるかもしれません。確かに学歴が無くてもお金持ちになっている人はたくさんいます。しかし、厳しい事を言うと、世の中には明確な序列があり、学歴があってお金持ちの人は多くの人に尊敬される傾向にありますが、学歴が無くてお金持ちの人は狭い世界でしか尊敬されない傾向にあります。学歴のある人は学歴の無い人をよほどの実績がない限り評価しないからです。
保護者の方が、必死で我が子に学歴をつけさせたいと願う気持ちがわかって頂けたでしょうか。それは紛れもなく、子供に幸せな人生を送って欲しいと願う親心なのです。
今日はここまで。読者に幸運が訪れますように。