理科や社会では一問一答形式の問題が多いです。この形式の問題を解く際は、答えれるようになる事はもちろん、答えからその用語の意味を説明できるようになりましょう。
例えば「教育を受けさせる義務・勤労の義務・納税の義務」のことを何と言うか?という問題に対して、国民の三大義務と答えれるようになるだけでなく、国民の三大義務は何か?という問題を勝手に作って答えれるようになりましょう、ということです。卵→幼虫→さなぎ→成虫と変化しながら成長することを何と言うか?という問いに対して、完全変態と答えれるようになるだけでなく、完全変態とは何かを説明できるようになりましょう、ということです。
このような勉強をしておかないと記述式の問題に対応できなくなってしまいます。また、同じ問題集を何度もやっていると答えを覚えてしまって、意味が抜け落ちてしまうことがあります。それを防ぐために、覚えたら今度は逆方向の勉強に切り替えましょう。
もう一つのメリットは記憶に定着しやすくなるということです。逆方向から勉強することで頭を使うので、記憶に残りやすくなります。今まで使わなかった頭の使い方をすると記憶に残りやすいです。マンネリに陥らないように工夫する事は、勉強だけでなく生きていく上で大事なことです。
ことわざや熟語の勉強をする時も同じですね。ことわざや熟語を答えれるだけでなく、ことわざや熟語を見て、意味が説明できるようになると深く理解したことになります。
このような勉強は知的好奇心を刺激し、自分が賢くなった気がするので楽しくなっていくでしょう。楽しさに勝る上達はありません。勉強は辛いイメージがありますが、楽しくする工夫はあるのです。日々、楽しい方へ楽しい方へと頭を使う事が継続のコツです。
今日はここまで。読者に幸運が訪れますように。